ホームインスペクションとは?

ホームインスペクション(建物状況調査・住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(建築士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、補修改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務を指します。

国土交通省では、中古住宅売買時に行われる住宅診断について、『既存住宅インスペクション・ガイドライン』(平成25年6月)を策定しています。

簡単に言うと『マイホームは高い買い物だけに失敗したくない!』『手に入れた我が家が「欠陥住宅」だったなんてことは避けたい!』と誰しも考えますが、専門知識が無ければ見分けるのは難しい…。そんな時に活躍するのがホームインスペクターです。

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※関西住宅検査.comの検査員は全て、1級又は2級建築士の資格を取得しております。

 

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当社はいきなり検査をしません。

当日は物件前で依頼者様とお待ち合わせをします。その後、すぐには検査をしません。まずは、出席している皆様(依頼者様、売主様、施工業者様等)にどのような基準でそんな検査をするのか、きっちり説明を致します。これは、当社の検査基準が明確になっているから出来るのです!

 

1.検査は外壁から

基本は目視で外壁を検査します。ですが、当社では打診棒やクラックスケールを用いて、外壁の浮き約ラック(ひび割れ)の大きさなども調べます。外壁だけでなく屋根の検査も行っています。

 

2.基礎の中の鉄筋も調べます

鉄筋探知機オプションでは、特殊機材を用いて基礎の中の鉄筋の状態を調べます。鉄筋のかぶり厚さが法定基準を満たしているか、鉄筋の隙間の間隔が図面通りかを調べます。この検査は目視で検査できない検査項目です。(オプション)

 

3.建物の傾きは、感覚では判断しません

当社では、床、壁など、建物の傾きをレーザーレベルを用いて検査します。計測結果は数値でお伝えし、許容範囲を超えていた場合、修繕のアドバイスを致します。数値化してある許容範囲を、目視やビー玉で判断するのは難しいです。

 

4.生活してからトラブルにならないように

室内の建具や、サッシの検査は単に動作確認をするだけでなく、長年使えるように調整されているかの検査をします。

 

5.換気の確認も行います

キッチンの換気扇や24時間換気などの換気設備は、動作確認だけでなく異音などがないかなども確認します。換気設備全ての箇所を検査します。

 

6.給排水もきっちり検査

水道の検査では、水の勢いなどを検査します。排水の検査は漏水を中心に検査します。

 

7.固定されるべき物がしっかり固定されているか

トイレの便器やタンクがしっかり固定されているか、手すりやカウンターなどの固定状況をきっちり確認します。

 

8.バルコニーも検査します

バルコニーでは、防水の状況はもちろんの事、床面の排水勾配や手すりや外壁の状況なども検査します。

 

9.床下も検査します

標準コースでは、床束や給排水、コンクリートの状態を点検口から目視で確認します。床下オプションでは、床下に潜って点検口からでは目視確認できない場所を確認します。確認できる範囲や項目が大きく増えます。また、木材が湿っていると白蟻や腐朽の被害が出る可能性が高くなるので、木材含水率計できっちり含水率を計ります。

 

10.天井や屋根裏も検査します

標準コースでは、雨漏りの確認や構造金物の状態を確認します。屋根裏オプションでは、屋根裏に潜って検査を行いますので、構造の状態がより広範囲で確認出来ます。また、屋根裏でも木材の含水率を計測します。

 

 

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2024.07.02 Tuesday